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纏向(まきむく)遺跡 [「パン日記」以外のお話]

「でたでたでた~!」と大騒ぎの双子の妹から電話。

なんのことかと思ったらタイトルにも在るとおり纏向(まきむく)遺跡の事が

ニュースになってるよという話。

ニュースによると想定どおり何かの遺跡が出てきたようです。すわ邪馬台国?ですよ。

そうなんです、正月あたりの報道で「卑弥呼の宮殿か?」みたいな煽りで

発掘が始まったと聞いていたんです。卑弥呼の宮殿?発掘始まるのニュースに心騒いでおりましたので

ドライブがてら超私的現地調査をという意気込みで一ヶ月前に

妹、妹の旦那を誘い三人で箸墓古墳& 纏向(まきむく)遺跡ツアーを決行していたのでした。

だって、卑弥呼の宮殿が見つかってしまったら、混んで混んで行けないんじゃないか?

だっら何かプレミアムが発掘される前にさっさと見ておこうという趣旨で。

詳しく書くのは遠慮しておきますが(私が行ったのは真冬で誰もいなかったのでね・・・)

とある企業のショールーム兼販売所に立ち寄りどっさりお土産を買い(笑)

了承を得て車を留めさせて頂きました。

そして古代のロマンあふれる卑弥呼の墓という説もある箸墓古墳を半周ながめ

超牧歌的な風景を楽しみつつウォーキング。

更にマニアックにホケノ山古墳

これってサイズも名前もかわいいですが、古墳の歴史上かなり重要なものらしいんです。

ちょっとした見晴台になっていて大人三人で眺めのいい場所で

「で?卑弥呼の宮殿跡の発掘現場って?」って探したんです。

でもこれが見つからない。

見つからないのも当然で発掘現場は山側でなく駅前。巻向駅前。

牧歌的な山側だとばかり思って見当違いな所ばかり探していました。

親切な工事現場のお兄さんが無線で問い合わせしてくれました。

「あー卑弥呼の宮殿どこっすか?」

それで駅前と判明した次第です。奈良ってすごいところだなあと思い知りました。

お兄さん誰に聞いたんですか?駅前邪馬台国ですか?

ちょっとそんなあからさまに・・・・九州の人怒ってきますよ♪みたいな・・・

そして教えてもらって向かった駅は無人駅でした。けっこう歩きました。

町の中も無人?くらいに静かなところです。

やっと見つけた発掘現場も桜井市役所や研究所の名前の入った車がなかったら、

ただの工事現場にしか見えない。

卑弥呼の宮殿跡にしては古代のロマンが香らない

おっさんのズボンとか干してある古い団地の側

けっこう生活感満載の住宅地の一角でした。ヤフートップの航空写真、中央に写っている広場って

発掘現場でなく、野球場でない?私が行った時の現場っておっさんマンションの横だったはず・・・

という疑問も持ちつつもなんか出たのね♪にんまりな気分です。

これで半分無理やり連れて行った妹夫妻にも顔がたったという事で満足でした。

今のうちに行っておかないと後悔するょお~とか煽りましたし。

これで邪馬台国の謎が解ける日が近づいたのか、かえってややこしくなったのか

専門家のお話が聴きたいものでーす。妹にうんちく語りたいので。

明日、天気がよかったらドライブに行く予定です。

行き先は佐保にある古墳群の一つ、白鳥のいるため池です。まだいるかな?

ここの風景、奈良でもあまり知られていないナイスビューポイントです。

連れて行ってあげると妹に言ったのですが、ちょっとそれはいいですとか言って断られました。

こっちの古墳にも卑弥呼の墓はあるのに・・・です。やっぱ奈良ってすごい。卑弥呼だらけ。

ロマンいっぱいでーす。お彼岸だしねぇ、あしたはこっちの卑弥呼の墓にお参りに行って来ます。


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